宮西尚生に非情な2億円ダウン・・・日本ハムが「生え抜き功労者に冷たい」理由
今オフ、FA宣言した近藤には、他球団から高額オファーが殺到。日本ハムは引き留めを希望しているが、マネーゲームには乗らない方針で、流出は避けられそうにない。2021年8月、チーム内の暴力行為が発覚した中田が巨人に無償トレードされたが、チームとしては最高給取りを放出する結果に。同年オフには「ノンテンダー」という事実上の戦力外扱いで、成績不振だった西川、大田がチームを追われた。
プロ野球では「夢の1億円プレーヤー」とよく言われるが、日本ハムでは成績が見合わない「コスパの悪い高年俸選手」は圧縮財政や整理の対象になりやすい。長年チームに貢献した主力でも、結果を1年出せないだけでシビアな現実が待っている。独自の球団経営は球界でも一目置かれているが、一方で「生え抜きの功労者に冷たい」と日本ハムがいわれる理由でもある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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