【日本ハム】光った貢献 チーム一筋39歳投手の熱投が話題「本当に粋」「涙出た」
CSにおいては昨年最終Sで3セーブのオリックス・平野佳寿が39歳7か月でマークしており、39歳4か月の宮西は、平野に次ぐ史上2位となる年長記録ともなった。
試合後のヒーローインタビューでは感慨もにじませた。
「ここ数年のことを考えると、今この舞台、こういうヒーローインタビューの場所に立てているっていうのは本当に思いもしなかった。すごくうれしいです」ときっぱり。
球界を代表するセットアッパーとして知られ、勝利の方程式の一員として、長くチームを支えてきた左腕も近年は苦しい時間が続いた。 22年オフには2億円減となる大減俸も経験した。同年は左ひじ痛を抱え、24試合の登板で終了。9月には自身3度目の左ひじの手術を行うなど、満身創痍だった。
そんな中、今季は30試合に登板、防御率「2.10」と持ち味の安定感あるピッチングが復活。チームの快進撃に一役買った。
今年のチームの躍進、成長に関しては「本当にみんな一生懸命だし、絶対成長するって思っていた。ここまで成長したのは、本当に監督のおかげだと思います」と新庄監督に感謝の気持ちを語ることも忘れなかった。
そして、改めて宮西の「8球」には新庄監督が大事な最後を託したことも含め、SNS上でも絆の深さに「本当に粋」という声や、「コールされた時点で涙出た」「頼れるベテラン!」という声が続々と上がっている。
チームは16日から、王者ソフトバンクとのCSファイナルSを相手本拠地で戦う。チームの合言葉となっている「行くだけー!!」の勢いはどこまで続くのか。引き続き、目が離せない試合となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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