巨人 前半戦最終カードで奮起が期待される「選手の名前」
守備力の高さは球界屈指といわれる吉川(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は15日から始まる前半戦最終カードをヤクルトと神宮で戦う。
直近は「タイムリー欠乏症」に悩まされているとあって、救世主の存在が待たれている。
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13日の広島戦(東京ドーム)では2度の満塁機がありながら、得点に結び付けられず。主砲の岡本和真も得点圏打率は・222と野手陣の勝負弱さが最近はチームの悩みの種ともなっている。
チーム浮上のキーマンの一人として見られているのは最近は2番打者として出場することも増えている、ベテラン、丸佳浩だ。今季はここまで74試合に出場し、打率・240、11本塁打、24打点。得点圏打率は・196となっている。坂本勇人が故障離脱した後に最近は1番打者に定着しているルイス・ブリンソンが得点圏打率・342と好調なだけに、続きたいところではある。
さらに最近は下位打線を務める吉川尚輝にも期待がかかる。6月の月間打率は・308と好調を維持していたが、7月に入って、ここまで打率・132と急降下している。「尚輝たまらん」の二塁守備が高く評価されている一方で、夏場になると体力面の不安から極端に調子を落とすことが課題とされている。プロ7年目の今季こそ「勝負の夏」を乗り切れるか。
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