なぜ35歳の名手は苛立ち、叱責したのか? 大坂なおみとの“カモン騒動”の舞台裏「ねぇ、ポイントの合間に言っていいの?」
試合後のフラッシュインタビューで大坂は「私が『カモン!』と言い過ぎたから、彼女は怒ってしまったみたい。彼女は本当に素晴らしい選手ですし、私はとにかく良いプレーをしようと思っていました」と釈明した。こうした彼女の発言を聞く限り、チルステアを挑発するような意図はなかったと思われる。
ではなぜチルステアは、あそこまで凄まじい剣幕で「まったくわかっていない」と断罪したのか。その真意は不明だが、今季限りでの現役引退を表明している35歳のベテランは、試合後の会見で勝者となった大坂に対する率直な想いを語っている。
その内容を伝えたルーマニアの日刊紙『Gazeta Sporturilor』によれば、大坂とのやり取りについて問われたチルステアは、「そのことが、今日起きた最も重要な出来事なの?」と一蹴。その上で、こう続けている。
「彼女とのことは忘れて。あの出来事について深く話すつもりはないわ。これは私にとって最後の全豪オープンなの。ここで20年間プレーしてきたわ。ナオミと交わした5秒間の会話以上の時間を過ごしてきたの。それに大きな問題はないと思ってる。ただの話し合いであってね。それに良い試合だったとシンプルに思う。終盤は彼女の方が優勢だったし、勝利は当然だった。私が言いたいのはそれだけよ」
SNSで小さくない波紋を生んだ今回の騒動だが、当人同士の間ではわだかまりはないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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