怪物・井上尚弥を「進化」させた食事・栄養改革 プロテインの摂取方法を巡って栄養士と口論!?
「モンスター」井上尚弥が、その実力をまた世界に見せつける。
10月7日、階級最強を決めるトーナメント「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」の初戦を迎える。
「過去最高の仕上がり」と本人が評したその肉体は、完璧なまでに研ぎ澄まされていた。その体づくりを支えているのが、明治のSAVAS(ザバス)だ。
株式会社明治のスポーツ栄養マーケティング部で管理栄養士を務める村野あずささんは、ライトフライ級王座初防衛戦前の14年7月から井上選手のサポートをしている。
「最初の方はまず、食事の内容や時間といった、1日の生活リズムを知ることから始めました。当時は朝昼兼用で済ませている事とかが多かったですね。不足している栄養素も多かった。」
「まず整理して、必要な情報を提案していきました。決して、井上選手の栄養面・食事面への意識が低かったという訳ではないんです。正しい知識や情報が足りていなかっただけなので、自分にとってどういうものが必要であるという事を理解して、体調面など結果でも感じられるようになって、より積極的に意識してもらえるようになったと思います。私たちの方で具体的に細かい食事メニューを作って徹底管理しているとかはないです。自分自身や奥様と協力して体づくりをされています。井上選手の方からも食事面での相談とか来たりするようになりましたね。」
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