「俺はイノウエと戦いたい」ライト級無敗の天才が井上尚弥に“挑戦状”! 米メディアは階級上げに「簡単ではない」と指摘
スーパーバンタム級でも異次元さを見せつける井上(左)に、スティーブンソン(右)は興味津々な様子だ。(C)Getty Images
日本が生んだ怪物に、アメリカの天才ファイターから“挑戦状”が叩きつけられた。
現地10月14日、3階級制覇を目指す世界ライト級戦士シャクール・スティーブンソン(米国)が「彼にこっちの階級に来て、俺と戦えと伝えてくれ。俺はイノウエと戦いたいんだ」とコメント。WBC、WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)との対戦願望を明らかにしたと、米ボクシング専門メディア『Boxing Scene』が伝えている。
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無論、現時点で両者は3階級も差があるため、対戦が実現するかは不透明だ。それはスティーブンソン自身も「彼は少し小さすぎる」と認める通りだ。同メディアも「階級を上げるのは簡単なことではない。どんなに優れたファイターでも、上の階級で戦うと決まれば、人生は変わる」と指摘している。
それでも、井上は2012年にライトフライ級でプロデビュー以来、4階級をのし上がってきた実績がある。ゆえに同メディアは「イノウエにとって階級上げは公園を散歩するようなものだろう」と指摘。さらに「複数階級を戦ってきた過程において彼はいつも小柄すぎる選手として紹介されながら、圧倒的な強さを見せている」と、怪物級の進化を強調した。