“アンチ”井上尚弥を米記者が一蹴! アメリカ1強を謳う者たちに反論「イノウエは日本で稼いでいる。世界は広いんだ」

タグ: , , , , 2023/10/7

世界の猛者たちをなぎ倒してきた井上。規格外の強さを誇る彼にはアンチも少なくなく……。(C)Getty Images

 日本が生んだ“怪物”に思わぬ批判が飛んだ。

 物議を醸す発端となったのは、米スポーツ専門局『ESPN』のマイク・コッピンジャー記者が、10月5日(現地)に自身のX(旧ツイッター)で行った投稿だ。公表した内容は『ESPN』の最新パウンド・フォー・パウンド(PFP)で自身が投票した上位10のリストだった。

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 1位に史上初となる2階級での4団体統一王者となったテレンス・クロフォード(米国)を選んだコッピンジャー記者は、2位に今年7月に世界スーパーバンタム級2団体王者となった井上尚弥(大橋)を選出。3位にはWBAスーパー、IBF、WBO同級王者のオレクサンドル・ウシクの名が刻まれた。

 順当と言える上位陣の顔ぶれとなった。がしかし、井上が上位にランクされた結果に一部の海外ファンが反発。「イノウエがこの手のリストで常に上位にいるのなら、なんで彼はPPVの収入を得られないんだ?」と辛辣なリプライが寄せられた。

 以前から井上を「彼に不可能なんてない」と称えてきたコッピンジャー記者はこれに反論。「彼は日本で大金を得ている。米国の外にも“世界”は広がっているんだよ」と一蹴した。また、「イノウエはほとんどのファンにとって新人のようなファイターだ。このランクに入るために金を払っているんじゃないか」という別のユーザーのコメントには、「冗談だろ?」と言わんばかりの絵文字で断じた。

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