フルトンは「敬意を払いすぎた」 タパレスが井上尚弥への対策を激白「イノウエの弱点は見えている。パワーも吸収できる」
数多の修羅場を潜り抜けてきた。だからこそ、世界が「怪物」と評する日本人スターにも動じる様子は見られない。今年7月に行われ、井上が8回TKO勝ちを収めたスティーブン・フルトン(米国)戦について「彼(フルトン)はイノウエに敬意を払いすぎたんだ」と指摘。そして、次のように言い放った。
「イノウエのベストパフォーマンスだったと言われるが、僕から見れば、それ以上にフルトンがはなから不快だった」
強力な破壊力を持つ井上のパワー対策として「スーパーフェザーか、ライト級のボクサーとスパーリングをしている」というタパレス。「イノウエの弱点は見えている。僕は彼のパンチを吸収できる。そして彼のパワーに打ち勝てる」と断言する31歳は、こうも言い残している。
「いつも“世界戦”を戦うときに僕は『アンダードッグ』と呼ばれる。しかし、いつも僕は人々が間違っていることを証明してきた。今回もそうするさ」
どこか不敵さを感じさせるタパレス。彼が規格外に飛躍を続ける井上といかに対峙するかを興味深く見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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