井上尚弥の違いは「音」にあり KO率100%の猛者を育てる米敏腕トレーナーが断言!「聞いただけで凄まじさが分かる」
自身が指導する愛息子もプロキャリアで19戦無敗19KOと圧倒的な戦績を残してきた。現在は横紋筋融解症と診断され、復調に努めているが、「ウェルター級の大器」の快進撃は、オルティスSr.氏の指導の賜物とも言える。
そんなハードパンチャーを育てた敏腕トレーナーでさえも、「ガーボンダ(・デイビス)もイノウエほどじゃない」と日本が生んだ怪物には舌を巻く。
「決してデイビスの価値を軽んじるつもりはない。それぞれに良さがあると思っているからね。でも、イノウエはパンチの音を聞いただけでパワーの凄まじさが分かる。彼のパンチは他とは違う種類という感じなんだ。正しい打ち方で打つパンチは音が静かなんだ。低く、小さい音がするパンチは本当に強いんだよ。それが彼のパンチさ」
これまでも数多の名手たちをリングに沈めてきた井上の鋭いパンチは、「俺も負けない」と意気込むタパレスをも打ち砕くか。オルティスSr.氏の解説は、師走の大一番を見るうえでの注目ポイントとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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