井上尚弥、もう一つの“勲章”に期待の声 英メディアが老舗誌の年間最優秀賞候補を予想「匹敵するボクサーを見つけるのは難しい」
さらに、ファイトスタイルについて、「イノウエは1つのゲームプランに頼ることなく、適応力のあるファイターであり、いつでも望んだタイミングで、あらゆるアプローチを駆使し試合を終わらせることができるように見える」と分析。加えて、高いKO率にも言及しており、「これまで、88%の対戦相手を試合終了のゴングを聞く前に倒している。この日本のファイティング・マシーンは、今年のフルトン戦でその持ち味をいかんなく発揮した」と綴っている。
また、12月26日のタパレス戦には「今年はもう1試合、アンディスピューテッド(統一王者)・スーパーバンタム級チャンピオンの座をかけてマーロン・タパレスと対戦する予定だが、イノウエがどのように今年を締めくくるのかはまだ分からない」と見通しながら、「とはいえ、現状ではイノウエの持つ才能に匹敵するボクサーを見つけるのは難しいだろう」として、比類のない強さであるとの見解を示した。
トピックでは他にも、テレンス・クロフォード(米国)やジャーボンタ・デービス(米国)といったビッグネームが候補に並んでいる。やはり、井上の年間最優秀賞受賞の行方は、目前に迫ったビッグマッチの結果が大きく響くことになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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