井上尚弥の圧巻のKO劇にも「デービスは完全ミスマッチだ」 元Sバンタム王者が“妄想”に警鐘「勝てるかどうか」
元王者が綴った“タンク”とは、現WBA世界ライト級レギュラー王者ガーボンタ・デービス(米国)だ。今年7月に井上がスティーブン・フルトン(米国)を倒した直後から一部のファンや識者の間でメガマッチの実現が囁かれ続けている。
ただ、デービスはスーパーバンタム級からは3階級も上に属している。「最強を決めるべき」と、ある種の妄想を広げるファンには警鐘を鳴らす声も小さくはなかった。
もっとも、井上はタパレス戦後に「今の適正階級はスーパーバンタム級」と明言。「この階級でもっと強い姿を見せられるように精進していきたい」とし、4団体統一王者としての立場を守っていく意向を明らかにしている。こうした言動を考えても、一部で噴出したデービスとのマッチアップは、非現実的と言わざるを得なそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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