日本での異彩ぶりを絶賛 欧州紙が東京D決戦を控える井上尚弥に熱視線!「正当な評価を受けていない」
昨年12月のタパレス戦でも列島を熱狂させた井上。そのカリスマ的人気ぶりには海外からも注目が集まっている。(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
一進一退の攻防か、はたまた圧勝か。来る5月6日に東京ドームで行われる大一番に臨む井上尚弥(大橋)に対する期待が高まっている。
3月6日に行われた記者会見で、ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者に君臨する井上は、WBC1位のルイス・ネリ(メキシコ)とのタイトルマッチを発表した。舞台が最大収容人数5万5000人を誇る東京ドームとあって、正式発表とともに以前から実現が囁かれていた同興行に対する熱気は一気にヒートアップした。
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とりわけ日本のファンはSNSなどで活況を見せ、今や「世界一」とも称される怪物の一大興行に熱視線を注いだ。この国内の熱狂ぶりは、各国メディアでも報じられた。クロアチアの日刊紙『Slobodna Dalmacija』は、井上を「ボクシング界の真の破壊者であり、絶対王者」と評したうえで、日本国内での圧倒的人気ぶりを次のように記している。
「多くの日本人にとって、モンスターは世界のどの選手よりもはるかにビッグなスターだと考えている。そのうえで彼ら、日本のボクシング・ファンはこの男が正当な評価を受けていないことを知っている」
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