体重差5.89キロで非現実的 井上尚弥とデービスの“黄金カード実現”は横暴? サウジ長官の発言に疑念「苦痛でしかない」
そうした背景を考えるとアラルシク氏の言動は、全てをカネで解決できるというアピールと言える。それだけに懐疑的な意見を提唱する者も少なくない。英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』のデクラン・ウォーリントン記者は自身のXで、井上とデービスの対決に言及。「この男(アラルシク氏)がボクシングについてどれだけ知っているかと聞かされるのは、だんだん苦痛でしかなくなってくる」と皮肉った。
アラルシク氏の手腕をもってすれば、スポンサーフィーやファイトマネーを含めた収入は20億円を超える。これは誰にとっても魅力的なオファーではある。
それでも、両雄がキャッチウェイトに否定的な見解を示している現状からして、アラルシク氏のぶち上げた井上vsデービスのカードが実現する可能性は小さいように思えるが、果たしてどうなるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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