井上尚弥か、クロフォードか、はたまたウシクか!? “世界最強”PFPに議論再燃「ウシクはイノウエに次ぐ2位」の声も

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 米ボクシング記者協会員で、専門メディア『Fight Hype』のショーン・ジッテル記者は、自身のXで「ああ、私はおそらくウシクよりクロフォードとイノウエを好んでいる。彼らのボクシングスタイルのほうが美しく、芸術的であると感じるからだ」と持論を披露。そのうえで、こう断じている。

「でも、PFPはウシクが1位だ。クロフォードが階級を上げてカネロに、イノウエが階級を上げてタンクに勝つのと同等なことを彼は成し遂げたんだよ」

 ジッテル記者がそう論じるのには明確な理由がある。というのも、ウシクはフューリーに対して身長差15センチ、体重差は12.9キロという体格差があったのだ。いくらヘビー級とはいえ階級制スポーツにおいて両雄の差は小さいものではなく、ウシクがダウンをもぎ取ったのは凄まじい結果とも言える。

 また、ファン同士の議論も白熱する。英スポーツ専門ラジオ『talk SPORT』のマイケル・ベンソン記者が自身のXに「ウシクはクロフォードとイノウエを抜いてボクシングのパウンド・フォー・パウンド・キングになったか」と投稿。これに「イノウエは最高の戦士だが、PFPはウシクが値する」「残念ながらこればっかりはウシクだ」「ウシクは少なくともイノウエに次ぐ2位ではある」「難しい。でも、決して意地悪でも何でもなく、クロフォードとイノウエはターミネーターだ」と様々な意見が相次いだ。

 甲乙つけがたい3人の“偉大なる王者”を中心にした「最強」を巡る論争。その余波はしばらく収まりそうにない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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