井上尚弥の次戦は錯そう? “渋る”グッドマン陣営に代わってドヘニーが意気込み「俺は他の賃金泥棒とは違う」

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 キャリア通算26勝(20KO)4敗で、ここ3試合は連続で大橋ジム興行に出場をしている37歳は、6日の東京ドーム興行ではネリ(メキシコ)にトラブルがあった際には「代役」としてメイン出場する条件で、ブリル・バヨゴス(フィリピン)との試合にも臨んでいた。

 大橋ジムとの関係も深めるドヘニー。本人も文字通り桁違いの収入が見込める井上との対戦を嫌ってはいない。地元アイルランドのボクシング専門サイト『Irish Boxing』の取材に応じたベテランは、「俺たち(自身と井上)は、この部門(Sバンタム級)に残っている、最もエキサイティングなスタイルを持つ、最もハードなパンチャーだ。それは戦争になる」と強調。さらに合意を渋るグッドマンの動きをくさすように、こう続けている。

「俺は他の賃金泥棒とは違って、怯えながら戦う姿を見せるつもりはない。あの夜(6日の東京ドーム興行)は、リングに上がる相手が誰であろうと、俺は自分の仕事をする準備を万全にして臨んだ。それだけだった。イノウエは今までにないくらいにレベル高いファイターだから、俺をもっと引き出してくれただろう」

 もっとも、グッドマン陣営が急転直下で、井上側が望む9月開催を受け入れる可能性もゼロではない。ゆえに対戦が決まったわけではないが、「大和魂でいく」とも口語するアイルランドの勇敢な強打者の存在は、どこか頼もしさすら漂っている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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