井上尚弥の次戦は錯そう? “渋る”グッドマン陣営に代わってドヘニーが意気込み「俺は他の賃金泥棒とは違う」

タグ: , , , , , 2024/5/23

 キャリア通算26勝(20KO)4敗で、ここ3試合は連続で大橋ジム興行に出場をしている37歳は、6日の東京ドーム興行ではネリ(メキシコ)にトラブルがあった際には「代役」としてメイン出場する条件で、ブリル・バヨゴス(フィリピン)との試合にも臨んでいた。

 大橋ジムとの関係も深めるドヘニー。本人も文字通り桁違いの収入が見込める井上との対戦を嫌ってはいない。地元アイルランドのボクシング専門サイト『Irish Boxing』の取材に応じたベテランは、「俺たち(自身と井上)は、この部門(Sバンタム級)に残っている、最もエキサイティングなスタイルを持つ、最もハードなパンチャーだ。それは戦争になる」と強調。さらに合意を渋るグッドマンの動きをくさすように、こう続けている。

「俺は他の賃金泥棒とは違って、怯えながら戦う姿を見せるつもりはない。あの夜(6日の東京ドーム興行)は、リングに上がる相手が誰であろうと、俺は自分の仕事をする準備を万全にして臨んだ。それだけだった。イノウエは今までにないくらいにレベル高いファイターだから、俺をもっと引き出してくれただろう」

 もっとも、グッドマン陣営が急転直下で、井上側が望む9月開催を受け入れる可能性もゼロではない。ゆえに対戦が決まったわけではないが、「大和魂でいく」とも口語するアイルランドの勇敢な強打者の存在は、どこか頼もしさすら漂っている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】フューリー撃破のウシクが“史上初の偉業”! 井上尚弥が君臨するPFPも議論白熱「割って入ると考えないわけにはいかない」

【関連記事】井上尚弥が見せた感情の赴くままの姿 ネリとの激闘で初ダウンを喫したからこそ見えた“モンスター”の魅力【現地発】

【関連記事】“パンチの質”にも言及! 井上尚弥のリング誌PFP1位に英記者が異論「クロフォードはイノウエのように打ち込まれる危険もない」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム