井上尚弥の“対戦拒否”にアフマダリエフ陣営に焦り? マネージャーが赤裸々告白「我々はカネのためにやるわけじゃない」

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 王者の“反発”を受け、アフマダリエフ陣営はアピールを続ける。現地時間7月2日、米専門メディア『Boxing Scene』のインタビューに応じた同選手のマネージャーを務めるワディム・コルニーロフ氏は、「アフマダリエフがそんなに逃げられるようなボクサーだとは知らなかったよ」と皮肉を口にし、こう続けている。

「フルトンも無敗の立場を守ろうと、アフマダリエフからは逃げていた。あそこ(ジョシュアとデュボアの興行)で戦うのが、我々にとっては理想的だ。イノウエvsアフマダリエフが大きな国際イベントに組み込まれるのはとても興味深いことだからね。本来ならイノウエはタパレスと戦った後に、ルイス・ネリではなくM.J(アフマダリエフの愛称)と戦うことになっていた」

 嘘か誠か。焦ったように交渉の舞台裏も赤裸々に明かしたコロニーロフ氏は、「今、イノウエは代わりにドヘニーと戦いたいと言っている」と強調。そして、「我々はカネのために、イノウエとの試合を望んでいるわけじゃない。ただ、日本のファンにとって、十分でないと感じるのであれば、イギリスやサウジアラビアで試合をすることもできるはずだ」と異論をぶつけている。

 井上は今後の動静について先述の囲み取材で「ここからの戦いというのは試合の価値と、自分がどういうパフォーマンスをするかにかかってくると思ってます」とも明かしている。こうした言動を見ても、アフマダリエフ戦が9月に実現する可能性は限りなく低そうだが、果たして、どうなるだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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