「スキルがあれば十分」井上尚弥vsフルトンにウェルター級王者が見解!「フロイドが証明した」とフルトンへのエールも
フルトンと井上の世紀の一戦は25日。モンスターの新たな挑戦に注目だ(C)Getty Images
7月25日、東京・有明アリーナを舞台に行われる、プロボクシングWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、スティーブン・フルトン対井上尚弥の一戦は各方面から注目を集めている。世界中のボクシングファンや各国メディアはもちろん、フルトン、井上と対戦経験をもつボクサーなどからの結果予想のコメントも、何度も報じられてきている。
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その中では、前バンタム級世界4団体統一王者としての実績を持つ井上がその強さを発揮し、スーパーバンタム級デビュー戦での王座戴冠を有力視する関係者の見方も少なくない。また、ホームリングでの戦いとなることも「モンスター」優位とする要因の1つに挙げられている。
だが、このビッグマッチの数日後に、もう一つの「世紀の一戦」を戦う現役王者からは、敵地のリングに立つフルトンを後押しする声も届いている。米国ボクシングサイト『RINGNEWS24』では現地時間7月21日(日本時間22日)、現WBO世界ウェルター級スーパー王者、テレンス・クロフォードのコメントを伝えるトピックを配信した。
7月29日にエロール・スペンスとの4団体世界ウェルター級王座統一戦に臨むクロフォードが、公開練習の際に、有明でのフルトン対井上の試合についての質問を受け「フルトンに良い成績を収めて欲しい。健闘を祈っている」と語ったとしている。