井上尚弥への“冴えない発言”は「本心だ」 豪無敗戦士グッドマンがドヘニー戦後の挑発言動への真意を告白
「(井上に)勝つ方法はある。俺のやり方でプレッシャーをかければ勝てるチャンスはある。最高の自分で挑む。頭を使ってスマートに戦わねばならない。彼はとても速く、カウンターもうまく、パワーもある。だからスマートにやらなければならない」
2団体の指名挑戦者である自信か、はたまた心理戦の一環か。この時の発言の真意はなんだったのか。24日の会見にリモートで参加したグッドマンは、「もちろん自信がないと、この試合は受けない。だからYouTubeでのコメントは本心だよ」と強調。そして、ドヘニー戦が「冴えない」と思った“意図”を明かした。
「もちろんTJが勝つためのパフォーマンスをやろうとしたのは分かる。だけど、他の試合と比較してベストじゃなかったという想いを込めて冴えないと言ったんだ。しかし、俺のイノウエ戦に向けては、TJとの試合も含めて他の試合がどうであったかは関係がない。イノウエも全く新しい状態で挑んでくるはずだから、特に考慮はしていないよ」
本人の説明を鵜呑みにすれば、井上の試合が「冴えない」というのは、挑発ではなく、率直な感想。むしろドヘニーに思うところがあったということなのだろう。
戦前から早くも話題を振り撒くグッドマンは、井上にどう立ち向かうのか。過去の猛者たちと同様に守勢に回るようならつまらないが……。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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