フルトンに迫った井上尚弥の睨みに米記者も熱視線! 完璧なコンディション調整には「驚異的だ」と賛辞
フルトンに強烈な睨みを利かせた井上。その行動は海外でも話題となっている。(C)Getty Images
一歩も譲らぬ睨み合いとなった。
7月24日、ボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(25日・有明アリーナ)の前日公開計量が横浜市内で行なわれ、2団体統一王者のスティーブン・フルトン(米国)と挑戦者の井上尚弥(大橋)がそれぞれ盤石の調整ぶりを披露した。
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先に計量を行なったフルトンがリミットの55.3キロでクリアすれば、井上も55.2キロでパス。双方ともにバキバキに鍛え上げられた肉体を披露し、計量後には笑みを浮かべた。試合に向けてコンディションに問題はなさそうだ。
話題となっているのは、計量後に実施されたフェイスオフだ。互いに一切目線を逸らず、約33秒間にわたってジーっと睨みあったのである。言葉を交わさず、相手に手を出すこともなかった。それでも両雄の視殺戦が繰り広げられた瞬間、会見場に独特の緊張感が漂った。
普段はクレバーな井上が関係者に制止されるまでにらみ続けた。そんなモンスターの好戦的に見えた振る舞いは、米メディアでもクローズアップされている。
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