「壊滅的な打撃」世界タイトル獲得も夢物語か 井上尚弥戦中止のグッドマンに豪国内でも波紋「もはや慰めようがない」
ゴングまで約2週間と迫っていた中での中止に、豪国内でも波紋を広まっている。国内最大級のネットワークを誇る公共放送局『ABC』は「グッドマンの世界タイトル獲得の夢は崩れ去った。今回の撤退は彼のキャリアにとって大きな後退だ」と強調した。
また、グッドマンの状態について「手術が必要であり、少なくとも初夏までは出場できなくなる。もはや慰めようがない」とする豪日刊紙『Herald Sun』は、将来的な井上との対戦の可能性を次のように断じている。
「今回の後退はグッドマンにとって壊滅的な打撃であり、彼の世界タイトル獲得の望みはボロボロになる可能性がある。ボクシング界はこの先でイノウエの陣営が彼に再びチャンスが与えるのかどうかを見守ることになる」
2度も井上戦を流してしまったことで、“チャンス”を逸した感が否めないグッドマン。文字通り痛すぎるダメージとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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