急遽、井上尚弥への挑戦が決まったキム・イェジョン 母国メディアも認める“格の違い”「相手は名実ともに世界一」

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 ニュースサイト『毎日経済』では、1月11日に、「東洋チャンピオンのキム・イェジョンがプロボクシングの世界最強選手と対決する」と題したトピックを配信。タイトルマッチでのグッドマンの棄権となるまでの顛末や、井上の戦績などを紹介するとともに、キム・イェジョンのキャリアにも言及。2024年5月にWBOスーパーバンタム級の東洋王座戴冠となった経歴を振り返りながら、「WBC23歳以下の世界チャンピオンからWBO東洋チャンピオンまで、3680日(10年27日)の間、国際的な実力を維持してきた」などと説明する。

 だがその上で、「今回の相手は公式戦績メディア『BoxRec』のPFPランキング1位に輝く、名実ともにプロボクシング界の世界一の選手である」として綴っており、挑戦者と「モンスター」との格の違いを強調。さらに、井上の4階級制覇の記録にも触れており、同メディアは、「途中で飛ばしたフライ級(50.8kg)も含めれば、プロボクシングで5階級を制覇したとみなしても差し支えない」と指摘し、加えて、「KO勝率89.3%(25勝/28試合)は、『軽量級は破壊力が乏しい』という一般的な常識を覆している」などと、見解を示している。

 ランキング、実績からも、王者とチャレンジャーの実力差が小さくはないことは明白だ。だが、紆余曲折を経て行われるこの一戦では、両ボクサーとも、そのファイトが大きな注目を集めることも間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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