実力差明白も「日本人キラー」の下剋上に期待の声 韓国で沸騰する井上尚弥との“日韓戦”の話題性「相手は名実ともに世界一だ」
無論、実力差は重々承知している。対峙する世界最強のモンスターについて同紙は「イノウエは2012年10月のプロデビュー後4355日も無敗だ。そしてKO勝率89.3%(28戦25KO)は、『軽量級の選手は破壊力に欠ける』という一般的な常識さえも破っている男だ」と絶賛。さらに各国メディアのパウンド・フォー・パウンドの1位を争う現状などをふまえて「名実ともに世界一の猛者だ」と論じている。
もちろん、現在世界一を争う傑物の圧倒的優位は揺るぎない。早々に挑戦者を蹂躙する姿も容易に想像できてしまう。だが、スポーツにおいて「絶対」はない。とりわけ数多の王者が下馬評を覆されてきたボクシングでは、難攻不落の井上もキム・イェジョンの一発に沈む可能性はゼロではない。
果たして、電光石火で決定した「日韓対決」はどのような展開となるか。まずは23日に前日計量を迎える両雄の調整具合に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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