井上尚弥への“難癖”に英記者が「誰だ」 アフマダリエフの敏腕プロモーターに苦言「イノウエは現代最高の選手だ」
「あぁ、もちろん彼(アフマダリエフ)のことは知っているよ。一応言っておく(笑)。彼も良い選手だし、危険な相手ではあると思う。でも、こう言わせてほしい。彼は何者だって」
同じく番組でホストを務める元プロボクサーのスペンサー・オリバー氏は「ナオヤ・イノウエのこれまでのキャリアの功績を考えると、まさにその問いは正しい。この間のキム戦も計算された美しい詰め方をしていた」と呼応。これに返す刀で「イノウエは現代最高の選手なんだ」と強調したデイビス氏は、こうも論じている。
「キム戦の勝利で井上は29戦無敗、26KOとなった。さらに4階級を制覇していて、いまなお破壊的だ。ただ単に世界タイトルを獲得しているだけでなく、あらゆる階級の中で圧倒的な強さで勝ってきている。それにリヤド・シーズンのトゥルキ氏ですらもイノウエを欲しているんだ」
なお、井上陣営はアフマダリエフとの対戦も視野に入れている。24日に行われたWBO11位キム・イェジュン(韓国)戦後には、4月頃に米ラスベガスでWBC1位&WBO8位アラン・ピカソ(メキシコ)と、そして9月頃にサウジアラビアでアフマダリエフと対戦する方針であることが明確にされた。
アフマダリエフもスーパーバンタム級では屈指の実力者だけに、井上との対戦が実現すれば、世界から熱視線を注がれるマッチアップとなるのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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