井上尚弥への“難癖”に英記者が「誰だ」 アフマダリエフの敏腕プロモーターに苦言「イノウエは現代最高の選手だ」
アフマダリエフ陣営による井上への難癖に英記者からは苦言が飛んだ。(C)Lemino/SECOND CAREER
ボクシング界の大物プロモーターによる井上尚弥に対する発言が波紋を呼んだ。
「なぜ、ナオヤ・イノウエは3回も指名挑戦者から逃げるんだ?」
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そう英専門メディア「iFL TV」で語ったのは、英興行大手『Matchroom』のプロモーターであるエディー・ハーン氏だ。
現WBAスーパーバンタム級の暫定王者であるムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)をサポートするハーン氏は、同級の世界4団体統一王者に君臨する“モンスター”との対戦が実現しない現状に苛立ちを爆発。「イノウエはチャンピオンとしてガッカリだ。イノウエがPFP(パウンド・フォー・パウンド)リストから外される時が来た」とまで発言した。
もっとも、アフマダリエフは23年4月にマーロン・タパレス(フィリピン)に1-2の判定負けを喫している。その時点でWBAとIBFを奪われていた背景があるため、幾人のライバルからマッチアップ要求が尽きない井上との対戦を巡る序列も下がったという声もある。
実際、挑発的なハーン氏の言動には母国内でもシビアな指摘が飛んでいる。英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』のポッドキャスト番組「Fight Night」のホストを務める英国人ジャーナリストのガレス・A・デイビス氏は「アフマダリエフって誰だ。あとハーンはおかしな妄想をしているようだ」と呆れ気味に指摘。続けざまに敏腕プロモーターの振る舞いを断じた。






