最強の怪物にどう挑むか 井上尚弥のダウンを見たアフマダリエフ参謀が説く愛弟子の“利点”「カルデナスよりチャンスはある」

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 カルデナス戦で井上は2回に左フックを被弾。直後に立ち上がって見事なリカバリーを見せたが、わずかな綻びを見せたのは間違いない。その光景をセコンドから見守っていたディアス氏は「ラモン(カルデナス)はMJとは全く違う。MJは左利き、ラモンは右利き。ラモンはMJより少し小柄だ」と説明。愛弟子の体格差の違いを説いた上で、2016年リオ五輪のバンタム級で銅メダルを獲得したアフマダリエフの国際的な経験値が活きると力説している。

「MJはオリンピアンでもあった。そして彼は様々なスタイルのボクサーと世界中で戦ってきた。世界最高のボクサーと戦ってきたことこそ、(井上相手に)ラモンより多くのチャンスがある」

 果たして、アフマダリエフはいかに怪物の牙城を崩すか。井上が相手の分析を凌駕するパフォーマンスを見せるのかも含めて9月14日開催が確定的となっている両雄の対戦から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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