「とんでもなく的外れ」怪物が遠のく痛恨の敗戦…敗れたグッドマン母国メディアは王者への“3-0判定”に不満「茶番劇に阻まれた」
また、陣営も怒り心頭と言った様子である。グッドマンのプロモーターであるジョージ・ローズ氏は「サムは勇敢なパフォーマンスを見せてくれた。彼は世界の舞台にふさわしい実力と、真のワールドクラスであることを証明した」と前置きした上で、こうぶちまけている。
「ジャッジは最悪だったと思う。もちろん最初から特別扱いを受けることはないだろうと分かっていたが、あの採点表には全く同意できない。サムはもっと良い評価を受けるべきだった」
昨年12月には、東京・有明アリーナで4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)に挑戦する予定だったグッドマン。しかし、2度の負傷によって試合を1か月延期した上に最終的にキャンセル。「本当に辛かった」と漏らし、藁にも縋る想いで掴んだボールとのビッグチャンスも逸した。
井上戦の可能性について「(井上との対戦は)心の奥底にある」と語っていたグッドマンだが、階級を上げての敗北は痛恨。判定負けではあったが、“モンスター”からは後退した感が否めない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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