「俺はMJをボコボコにしてほしい」フルトンが語った井上尚弥の“圧勝予測” 2年前の敗戦は「恨みはない。逆にありがたい経験」
「俺がスーパーバンタムで2団体統一王者だった時、あいつもそうだった。その時にこっちは何度も対戦を持ち掛けたのに、なにかと難癖をつけてきて試合を拒んだんだ。それであいつはベルトを持ってない奴らと試合をやって、逃げ続けた結果、タパレスに負けたんだ。それで1年も休んだ後に、今さらイノウエに『俺から逃げている』だ? 何だよそれって話だよ。俺はああいうやつが嫌いなんだよ」
さらに「とにかくイノウエに勝ってほしい」と漏らしたフルトンは、「俺は負けたことに対しては何の恨みもない。逆にありがたいぐらいだった。イノウエに負けたことで俺は色々な学びを得た」と告白。「ボクシングだけじゃない。周囲の人間のこととか、本当に色々と学んだから、ありがたい経験になった」と続け、井上を次のようにも評している。
「(井上は)パッキャオと同じだ。何よりも偉大なことを求め続けているんだよ。だから俺はあいつを尊敬している」
今後のキャリアの目標を「イノウエとのリマッチだ。とにかく(引退までに)やりたい試合はそれだけ」と明かしたフルトン。彼の明かした熱き想いは、“モンスター”に届くだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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