PFP論争が議論百出の事態に 完璧だった井上尚弥に米識者が“クロフォード越え”を期待「イノウエは若い。誰よりも破壊力がある」
メガスター同士による至高の一戦は、クロフォードが多彩な技術でカネロを凌駕。12ラウンドを戦い抜いた末に見事に判定勝ちを収め、前人未到の3階級での4団体統一という偉業をやってのけていた。
それだけのインパクトがあった試合が行われていただけに、パウンド・フォー・パウンドを巡る議論も白熱している。その中で井上の進化に強い関心を寄せたのは、アメリカの名物トレーナーであるスティーブン・エドワーズ氏だ。
専門メディア『Boxing Scene』で論客を務めるエドワーズ氏は自身のXで「バド(クロフォードの愛称)、イノウエ、ウシクが互いに戦えないのは答えを難しくさせる。私は今回はバドを1位に選ぶ」と指摘。その上で「だが、イノウエは若い。より多くのタイトルを獲得できるし、誰よりも破壊力がある。挑戦すべき階級も多い。さらにジュントを倒してフェザー級も統一すれば、彼はもっと多くのことを成し遂げることになる」と期待した。
SNSでも議論百出の事態となっているパウンド・フォー・パウンドを巡る論争。その中に当たり前のように食い込むところも、井上の偉才ぶりを物語る事実と言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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