「最高の出来事だった」井上尚弥戦後の変化をフルトンが激白 キャリア初の敗戦は「失ったものよりも得たものが大きい」
他にも、現フェザー級王者からは自信に満ちた強い意欲が発せられている。
「自分の振る舞いをどうコントロールするかも分かった。無駄なエネルギーを使わず、気にしないことができるようになった。精神面で大きく成長できたし、精神状態が完璧なら、試合も完璧にできる。だからあの敗北から得たものは多く、失ったものはないと言える」
フルトンは井上に敗れた後、フェザー級転向を果し、2024年9月に2階級制覇の偉業を成し遂げている。世界屈指のボクサーとの対戦を経て、心身ともに成長を遂げたと断言する現在の状態を維持できれば、およそ1か月後、3階級目での王座戴冠も夢ではないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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