繰り返した「僕を信じてほしい」 井上尚弥戦での“不利予測”に秀才戦士ピカソが漏らした本音「モンスターだって血を流す」
それでも戦う以上は抗うのが、ボクサーの生き様だ。メキシコ国立自治大に在学する秀才は、こう続けている。
「僕は必ず勝つつもりでいるから信じてほしい。そのための自信を持っている。イノウエとの試合で、僕は家族、自分、国、そして毎日働きに出るすべての人々のために戦う。どんな人も夜明け前に家を出て働きに行くが、無事に帰れるかどうかは分からない。そのことは、僕の心と精神、そして身体に深く刻まれている。
僕らは毎日のようにジムで身体を酷使してきたし、誰よりも強くなるように鍛えている。だからこそ、勝つと確信している。だから信じてほしい。僕は偉大なことを成し遂げ、世界タイトルをメキシコにもたらすよ」
己を極限まで追い込んできた。だからこそ自信が湧き上がる。果たして、ピカソはいかなる戦いを井上と見せるのか。「信じてほしい」と繰り返したおとこのパフォーマンスに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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