井上尚弥は完勝なのに…守勢だったピカソにポイントを付与したジャッジの採点が物議 米識者が苦言「お笑いの金メダルだ」
致命的な一打を浴びもしなかった井上だけに、その採点には識者からも異論が飛んだ。米著名ボクシング・ジャーナリストのダン・ラファエル氏は自身のXで「ジャッジの一人がピカソに3ラウンドのポイントを与えた。まるで、お笑いの金メダルだ」と皮肉。また、元米スポーツ専門局『ESPN』の記者で、世界で最も権威ある米専門誌『The Ring Magazine』のマイク・コッピンガー記者も「リングサイドの判定は120-108の完封勝ち。しかし、なぜ一人のジャッジがピカソに3ラウンドも与えたのかは私には分からない」と苦言を呈した。
もっとも、井上も試合後に自身SNSで「自分自身納得のいく内容ではなかった」と発信。消化不良の内容に対する不満も吐露しているだけに、ピカソにポイントが入ったのも“妥当”なのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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