メガマッチを圧勝したクロフォード、世界初の2階級4団体統一! 井上尚弥とのPFP論争も白熱「イノウエは僅差で2位か」
ともに無敗の王者で、パウンド・フォー・パウンド(PFP)上位ランカー同士によるメガマッチを制したことで、日本が誇るモンスターとの争いにも注目が集まった。
今月25日にスティーブン・フルトン(米国)を相手に鮮烈な8回TKO勝ちを収めた、4階級制覇を達成した井上尚弥(大橋)。その衝撃的なパフォーマンスから試合後には「何があってもイノウエこそがPFPの1位だ」という意見は絶えなかったが、クロフォードの圧勝劇はそうした空気を一変させた感がある。
事実、目の肥えた海外のボクシングファンの間でも意見は割れている。英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』のマイケル・ベンソン記者が試合直後に自身のツイッターで「PFPのキングはイノウエか? クロフォードか?」と投稿するとコメントが殺到。「クロフォード。疑いの余地はない」「どちらも素晴らしいが、さすがにクロフォードだ」「イノウエのパワーは凄まじい」「どちらもトップにしたい」「さすがにクロフォードが支配する。イノウエは僅差で2位かな」と様々な意見が寄せられた。
戦前から議論が沸き起こっていたPFP争い。クロフォードが圧倒的なパフォーマンスを見せたために、より論争は盛り上がっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】タイソンも「凶悪だ」と認めた力でフルトンを圧倒! 井上尚弥の4階級制覇に米プロモーターも絶賛「弱点がない」
【関連記事】無敗フルトンを会心の撃破!井上尚弥の4階級制覇に米識者たちも愕然「イノウエは異常だ」