上沢ポスティング問題が再燃 プロ野球選手会が"異議申し立て" 改めてクローズアップされる「背景」と「解決への道すじ」とは
また、今回のポスティングをめぐる問題においては新庄監督ばかりではなく、複数の球界OBも意見を発信している。
1998年に「日米間選手契約に関する協定」で導入された同制度をめぐっては球団によってのスタンスも違い、運用においても「移籍の抜け道」など、様々な波紋を呼んでいるため、ポスティングを認める年次や条件に関しても「12球団が統一したルールを作るべき」といった意見が起こっている。
来年には再びWBCイヤーと今や、NPBの選手がメジャーを目指すのは止められない潮流となっている。一刻も早い、球団、選手、ファンすべてが納得のいく形の同制度のルール改定、ルール整備が求められている。
もちろんシーズンが始まったら、選手を尊重し、パフォーマンス第一に考えるのは当然のことといえる。
ポスティングをめぐる議論は進むか、球界全体で取り組む課題といえそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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