「東京オリンピックで金メダル」大目標を掲げる畑岡奈紗 2020年のテーマは心・技・体の充実

タグ: , , , 2020/1/7

 LPGA女子ゴルフツアー3年目となった2019シーズン、「4日間大会で勝つこと」を目標のひとつに掲げていた畑岡奈紗。その目標は4戦目の『キア・クラシック』で見事に達成。今季初勝利とともに、米ツアー通算3勝目を挙げた。「1日長い分、体力も使うのでトレーニングを徐々に増やしていきました」と目標達成の理由を説明。また、「コースを知っていたのも大きいですが、休みをしっかり取らないと安定感が出てきませんので、休みをしっかり取ってリセットした状態で次の試合にいくのは大事だと思いました」と、技術的なことよりフィジカルの充実を要因に挙げた。


しかし、その後のメジャー初戦『ANAインスピレーション』で39位に終わると、2度の2位を挟みながらも、7月の『ダウ・グレート・レイクス・ベイ・インビテーショナル』から『全英AIG女子オープン』まで3戦連続の予選落ち。中々調子に乗れなかった畑岡は、当時の気持ちを「1年後の同時期にはオリンピックがあると思って、少し不安になるときもありました」と若干のプレッシャーがあったことを吐露した。しかし、その後2週間ほど帰国した際、スイングチェックを機に立て直すと、国内ツアー2勝を記録した。「悪い時には気持ちが前向きになれない時もありますが、そこをどう乗り越えるかが大事です」。自分自身で逆境を乗り越えたところに米ツアー3年目での成長がうかがえる。スイングの面では2018年のほうが感触は良かったそうだが、トレーニングの成果で飛距離が伸びた。そして、「まだ伸び代があると思います。女子も300ヤード近く飛ばすレベルまできているので、そこに少しでも近づくようにしたいです」。4年目は上半身のトレーニングに重点を置いて、下半身とのバランスを良くしながら技術面のレベルアップを目指していく。

2020年はオリンピックイヤー。畑岡は、2020年の目標の一つに東京オリンピックでの金メダルを公言している。故に、米ツアー4年目も序盤からが大事になる。開幕戦を経て2月からのアジアシリーズ、4月にはメジャー初戦の『ANAインスピレーション』が控える。「まずは、最初のメジャーであるANAインスピレーションが4月頭にあるので、そこに照準を合わせます。オリンピック前ということもありますし、大きな大会です」と、オリンピックの前哨戦という位置づけで腕をいぶす。

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高橋由伸×畑岡奈紗 「競技を戦うココロとカラダ」を対談(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yoshinobutakahashi-nasahataoka-conversation-01/)

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