メジャー最終戦『エビアン・チャンピオンシップ』畑岡奈紗が好発進!WOWOW副音声で出演のスポーツキャスター長澤壮太郎、畑岡と大坂なおみについて「世界が認めた実力者」と共通点語る
LPGA女子ゴルフツアーの今季メジャー最終戦、エビアン・チャンピオンシップが13日にエビアン・リゾートGC(フランス)で開幕した。日本勢からは19歳のエース畑岡奈紗、上原彩子、横峯さくらが出場。本大会を連日生中継するWOWOWの副音声には、WOWOW NBAキャスターとしておなじみだった長澤壮太郎さんが出演。ニューヨーク育ちの長澤さんはゴルフだけでなく、テニスなど多くのスポーツに精通している。テニス界では、畑岡選手と同世代の大坂なおみ選手が全米オープンで日本人初となる4大大会優勝を遂げて、世界に衝撃を与えた。世界へ羽ばたく期待の女性アスリートをテーマに、長澤さんにたっぷりと話を聞いた。
長澤壮太郎(手前より2人目) (c)WOWOW
Q.まずは副音声で出演した感想を教えてください
「副音声は自由にやらせてもらえるので大好きな仕事です。昨年に引き続き、メジャーに呼んでいただいて本当に幸せでした。」
Q.初日の畑岡選手は長澤さんの目から見ていかがでしたか?
「アイアンショットがすごく冴えていました。畑岡選手は調子が良い時、アイアンがビシビシくるイメージです。初日は4アンダーの4位タイ、トップと2打差の良い位置につけているので、上々の滑り出しです。2日目は順調にいくと思うので、勝負は3日目と最終日にどれだけ(スコアを)伸ばせるかだと思います。大きい大会で色々な経験をしてきているので、勝負どころもわかってきていると思います。その辺を期待したいです。」
Q.畑岡選手は米ツアー参戦2年目に初優勝を達成しました。1年目と2年目の違いは何だと思いますか?
「1年目のポイントはどの選手も口を揃えて言うのですが、環境に慣れることが一番ですよね。全く別のリーグに飛び込んで、移動距離も違えば、スケジュールも過密日程と大変です。1年間のシーズンの戦い方を学ぶだけで目いっぱいだと思います。2年目の方が生活やしきたり、食事、メンタルなど、1年間を通した戦い方を理解した上でやっているので、僕は絶対に伸びると思っていました。(畑岡選手は)今週のエビアンも含めて、メジャーで勝つチャンスは十分にあります。」