畑岡奈紗、賞金女王争いへラストスパート! 「スインギング・スカーツLPGA台湾選手権」出場の日本勢に独占インタビュー
世界最高峰のLPGA女子ゴルフツアー第30戦「スインギング・スカーツLPGA台湾選手権」が10/25(木)~10/28(日)に行われる。
台湾初のツアー公式戦として2011年にスタートした本大会。2017年大会より台湾の女子ゴルフ発展のために有志が結成した「スインギング・スカーツゴルフチーム」が地元大会をサポート。開催コースとなるダーシーG&CCは1993年に開場し、1999年にロバート・トレント・ジョーンズJr.によって大きく改造が行なわれた。山々に囲まれた美しい景観を持つ戦略性の高いコースが選手たちを待ち受ける。
(C)Getty Images
シーズンも終盤となり、賞金女王争いもいよいよ佳境に突入。大会前日時点ではアリヤ・ジュタヌガーンが245万9240ドルと2位のブルック・ヘンダーソン(140万9548ドル)に100万ドル以上の差をつけて1位を独走。一方の日本勢は114万869ドルで7位につけている畑岡奈紗が最高位だ。しかし、畑岡が今大会でツアー2勝目を挙げることができれば、優勝賞金33万ドル(前年実績)を加算して獲得賞金が147万ドル超となり、LPGA女子ゴルフツアー参戦2年目にして賞金ランクトップ3入りも一気に現実味を帯びてくる。
今大会の第1日から最終日までを連日生中継(第1日は無料放送)するWOWOWから、大会に参加する畑岡奈紗、上原彩子、横峯さくらの日本人3選手の独占インタビューが届いた。
畑岡奈紗「同じ世代の選手たちに挑戦してきてほしい」
Q.忙しい1ヶ月が過ぎ、先週はオープンウィークでしたが、どのように過ごしましたか?
「かなり体も疲れてきているので、休息にあてる時間が多かったですけど、スイングも少しずつ良くなってきて、すごく良い練習ができたと思います。」
Q.終盤に向けてリフレッシュをすることが非常に大事であると思いますが、しっかりリフレッシュできましたか?
「はい、実家で犬とたくさん遊びました。」
Q.舞台を台湾に移しましたが、台湾への印象は何かありますか?
「台湾は、食事が日本に近い感じがしますし、気候も良いので過ごしやすいですね。」
Q.初めてのコースだと思いますが、全体的な印象はいかがですか?
「所々アップダウンもあって山も近いので、グリーンの芝目が強い印象があります。」
Q.一番難しいと感じるところはどこですか?
「グリーンの受け傾斜が強い所があるので上や横にずれてしまうと、すぐ3パットになってしまいます。下りの順目が多いので、なるべく上りのパットを残してしっかり打っていけるようにしたいです。」
Q.風への印象はいかがですか?
「風は強くて重い印象があるので、距離感を間違えないようにしたいです。」
Q.現在CMEランキング10位という位置に関して、何か感じる点はありますか?
「あまり意識はしてないですけど、残りの試合を一試合一試合大事に戦っていかなくてはならないと思います。」
Q.同世代の山口すず夏選手がQシリーズ(LPGAツアー予選会)に参戦されていますが、連絡などはとられましたか?
「セカンドステージが始まる前にコースの印象などを聞かれて、私がコースをまわった時に感じた点を伝えました。上位で通過したのですごいと思います。」
Q.来年、一緒にツアーに参戦できると嬉しいですね。
「日本人選手が少なくなってきているので、同じ世代の選手たちに挑戦してきてほしいと思います。」
Q.最後に今週の目標をお願いします。
「今週もスコアを伸ばしあう試合展開になると思うので、そこに付いていき優勝できるように頑張りたいです。」