食物繊維の新常識!「水溶性・不溶性」の区別よりも大切なこと
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「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」との違いや作用、それぞれをどのくらい取ったらいいのかといった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。実はいま、食物繊維の摂り方に「新常識」が生まれています。
最新の研究や国際的な指標では、2つの種類を厳密に区別することよりも、「いかに多様な食材から、まるごと摂るか」が重要視されるようになっているのです。
特に「結局、何を食べれば体にいいの?」と迷っている方へ、今回は、分類にこだわらなくてよい理由と、毎日の食事で賢く食物繊維を補うためのシンプルなコツを解説します。
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食物繊維とは?
食物繊維は、「人の消化酵素で消化されない成分(炭水化物の一種)」を指します。
植物性食品には、多くの場合「水溶性」と「不溶性」の両方の食物繊維が含まれています。それぞれの主な働きは以下の通りです。
●水溶性食物繊維:水に溶けるとゲル状になり、便を柔らかくしたり、血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロール値を下げたりする働きがあります。
●不溶性食物繊維:水に溶けにくく、水分を吸って膨らむことで便のかさを増やし、腸を刺激して排便を促します。
分類にこだわらなくていい理由
その分類だけで働きをすべて説明できるわけではない
食物繊維は何百種類もの成分から成り立っています。研究が進むにつれ、単純に「不溶性はこう」「水溶性はこう」という分類だけでは、その多様な働きを説明しきれないことがわかってきました。特定の成分や分類名に囚われるよりも、多様な成分を総合的に摂ることが重要です。
毎日の食事では「食品」を意識するのがシンプル
「どの成分が水溶性か」を覚えるのは大変ですが、「食物繊維が豊富な食材(野菜、海藻、きのこなど)をいろいろ食べる」と考える方が、シンプルで実践しやすくなります。
【豆知識】国際的にも区分は廃止の方向へ 国際的な機関であるFAO(国際連合食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)の会議では、水への溶けやすさで分ける区分は、生理学的な有用性が低いとして、用語の利用を徐々に廃止していくよう勧告されています。







