「私が君を世界最高の選手にしてやる」――ネイマールが告白した衝撃過去 午前2時にやってきた名将ペップとの会合

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今冬に古巣サントスへ復帰したネイマール。そんなブラジル代表FWが明かしたグアルディオラとの秘話が話題となった。(C)Getty Images

 もしも、名将からの“誘い”を、素直に受けていたならネイマールは「史上最高」になっていたか――。そう思わずにはいられない逸話が明らかになった。

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 証言者となったのは、他でもないネイマールだ。ブラジルの至宝と称された類まれな才覚を持つクラッキは、現地時間2月27日にブラジルのポッドキャスト番組『Podpah』に出演。そこでジョゼップ・グアルディオラから直にオファーを受けていた過去を赤裸々に明かした。

 さかのぼること12年。当時ブラジルの名門サントスからの欧州移籍を目論んでいたネイマールは、自室でくつろいでいたという。すると、代理人を務める父親から電話を受け、自宅のドアを開けるように頼まれたという。時刻は午前2時だった。

「プスカシュ賞を受賞したばかりの時だったと思う。父が午前2時過ぎに何度も電話をかけてきたんだ。何事かと思って出ると、『ドアを開けるように』と言ってきたんだ。俺はパンツにTシャツ一枚のかなりラフな格好だったと思う。そしてドアを開けたら、そこには父とグアルディオラと通訳が立っていたんだ」

 突然の来訪である。当時ドイツの超名門バイエルンで指揮を執っていたグアルディオラは、言わずと知れた名将。欧州移籍を目指すネイマールも知らぬはずがないレジェンドだった。

 父とともに自宅に上がったグアルディオラは「私は君と契約したい。私は自分が行くどのクラブにも君を連れて行きたいんだ。君を世界最高の選手にしてやる」と豪語。そして熱心な説得を始めたという。

「彼(グアルディオラ)は僕に紙の資料を見せ、ノートパソコンを開いて、僕が自分のチームに来たらどこでプレーするべきかを細かく説明してくれた。そして『シーズン中に60ゴールを決めなければ、私の名前を変えるよ』とさえ言ったんだ。ペップがいたから僕はバイエルンに移籍する可能性があったんだ」

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