「新たなサードの形を作っていけばいい」松田宣浩から巨人の新サード、坂本勇人へのエールとは
また松田といえば、ソフトバンク時代にパ・リーグの三塁手部門でゴールデン・グラブ8度受賞と強打と堅守の三塁手としても知られた。
そんな松田から新たにサードポジションに取り組む坂本への助言を聞いてみると、こう答えた。
「(坂本には)新たな三塁手としての形を作っていければいいと思います。ショートよりもサードの方が負担は少ないということだけでもプラスだと思うので、選手としての年数が伸びるんじゃないかなと思います」とプラス材料を口にした。
坂本は今年12月で35歳を迎える。一方で9月7日のヤクルト戦でサードコンバートとなってからは打撃も上向き、今季は4年ぶりに20発を記録したことも注目を集めている。求めていた長打力が復活してきたことは本人にとってもプラス材料になるといえそうだ。
こういった点を受け、松田は坂本に「僕は40歳まで成績を残せなかったですけど、勇人には40歳まで数字を残してバリバリやってほしいです」とエールを送る。
同じプロ野球選手として互いに尊敬の念を持ちながら取り組んできた後輩の勇姿を引き続き、楽しみにしているとした。
そして、最終回となる第3回は一般の人にも参考になる、勝負どころで「熱男になる方法」について語っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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