巨人・松田宣浩引退会見 坂本、内川氏「盟友」のサプライズ登場に涙

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 また、現役生活で一番印象に残った試合に関しては「ソフトバンク時代の2014年のシーズン最終戦のサヨナラヒット」を挙げた。2014年の「10・2」オリックス戦で放った、サヨナラ安打に関しては、今でも左中間に飛んでいった当たりの感触を思い出すことがあると話した。巨人の思い出に関しては「開幕戦で東京ドームで打席に立たせてもらった時に、ジャイアンツファンの皆さんから凄い歓声をいただいたことです」と振り返った。

 会見の最後にはサプライズも待っていた。花束贈呈のシーンでは巨人の背番号6、坂本勇人、ソフトバンク時代のチームメート内川聖一氏も姿を見せた。坂本とは今季からチームメートとして、また世界一に輝いた2019年の第2回「WBSCプレミア12」を含め、ともに国際大会で日本代表の一員として戦った経緯もある。内川氏とは長くソフトバンクでともに主力を張って、常勝軍団を支えた。

 花束贈呈役を務めた坂本は「マッチさんの“熱男魂”を引き継いで頑張りますので、これからも野球界のために力を貸してください」とスピーチ。

 内川氏も「いつも一番最初にグラウンドに出て、一番最初にノックを受けていたのがマッチだったので、その姿を見て頑張らせてもらいました」と在りし日の思い出を語ると再び松田の目からは涙がこぼれた。

 最後は3人で“熱男”ポーズを決め、終了。野球界を盛り上げた唯一無二の存在、熱男の思いは後輩たちにもしっかり届いていた。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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