【ヤクルト】青木宣親「素晴らしい仲間に囲まれ」涙と感謝のラストゲーム 村上宗隆は“師匠”の2安打に「さすがやなって思って」
マルチ安打の青木宣親は、涙と感謝のラストゲームを終えた(C)産経新聞社
ヤクルトの青木宣親が10月2日、神宮球場での広島戦に「1番・中堅」でスタメン出場。4打数2安打で、自身の引退試合となったこの日、マルチ安打と活躍した。
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青木に勝利をプレゼントすべく、打線が序盤から爆発した。初回にホセ・オスナの左中間を破る適時二塁打で1点を先制したあと、2回は左前への安打で出塁した青木を一塁に置き、二死一・二塁の場面で長岡秀樹が右翼へ適時二塁打を放って2点目を入れた。さらに、ドミンゴ・サンタナが右翼席へ17号3ランを放って5‐0と大きくリードを広げた。
「チーム青木」の若手にとっては、“師匠”に成長した姿を見せる特別な日となった。「なんとか結果で恩返ししたい」と、青木にオフの自主トレに誘われ、大きく成長を遂げた長岡はこの日、リーグ最多の161安打を放つまでになった。
チームの4番・村上宗隆は「ちゃんとした形でノリさんの最後の試合を終われたことはすごくうれしいですし、お疲れさまでしたという気持ちです」と話し、青木が2回に続き右翼へ二塁打を放ってマルチ安打をマークしたことについては「さすがやなって思って見ていました」と頷いた。
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