【ヤクルト】青木宣親「素晴らしい仲間に囲まれ」涙と感謝のラストゲーム 村上宗隆は“師匠”の2安打に「さすがやなって思って」

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 試合後のセレモニーでは、鳥谷敬、ダルビッシュ有ら球界の仲間たちからのビデオメッセージも届いた。さらに、イチロー氏もサプライズでビデオメッセージに登場するなど、背番号「23」は多くの仲間に愛された。

 青木はスピーチで「ついにこの瞬間が来てしまいました」と涙すると、「こんなに盛大に送り出してくれたファンの皆さん、球団関係者の皆さん、心より感謝を申し上げます」と話し、家族やスタッフにも感謝を述べ、途中、スタンドから「泣かないで」という声に「泣きますよ、泣くよ、21年も野球やったんすよ」と、和ませる場面もあった。

 そして「アメリカから帰ってきて、素晴らしい仲間に囲まれ、本当に豊かなものになりました。その仲間たちに囲まれこうやって送り出してくれること、本当にうれしく思います。本当にありがとう」と、チームメイトに感謝を綴った。

 最後は「いつも応援してくれたファン、いつも本当に温かい声援をありがとうございました。そして、この自分が愛したこの球団をよろしくお願いします。また会いましょう。本当にありがとうございました」と、スタンドのファンに“再会”を約束。21年間の現役生活にピリオドを打った。

[文:別府勉]

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