「巨人を出るだけの勇気と根性はあるかと言われて…」巨人軍初のFA行使“前夜” 駒田徳広氏が恩師の存在を明かす 長嶋監督とも「なかなかうまく話し合いもできませんでした」
さらにトレードされずに残留となった場合、モチベーション低下を藤田監督は心配した上で「じゃあお前、巨人を出るだけの勇気と根性はあるか?と言われて…」、「覚悟しています」と応えたという。
その後、藤田監督の尽力もあり、近藤昭仁監督が指揮を執る横浜ベイスターズへの移籍が決まったとされる。
この年はプロ野球界にとってFA元年。巨人からは同じくチームを支えた槙原寛己氏がFA宣言、長嶋監督がバラの花束を持って慰留したエピソードもよく知られている。結果として駒田氏が巨人生え抜きでFA権を行使、移籍した1号となる。
駒田氏もファン感謝デーのときに長嶋監督には「君にはエールを送るからね」と一言、声をかけられたという。自身は球団内の事情など「子供だからわからなかったけど。人生としてなんだろうなと勝手に思ってます」と番組内で感慨をにじませた。
その後、横浜に移籍した駒田氏は98年のチーム日本一にも主将として大きく貢献。2000年に2000本安打も達成、同年に引退を発表した。一塁手としてもセ・リーグで史上最多となるゴールデン・グラブを10回受賞と攻守に優れたスラッガーとして多くの人々の記憶に残っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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