井上尚弥はフェザー級でも通用するのか 群雄割拠の舞台が無敗伝説の“壁”に?「誰にでも勝てるとは思えない」

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 現役時代にはフェザー級で、マニー・パッキャオ(フィリピン)との対戦経験を持つバレラ氏の言う「ベナド」とは、現IBF世界同級王者のルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)だ。

 すでに「彼(井上)との対戦は実現したら楽しみだ」と公言する30歳の王者をモンスターの“好敵手”になり得るとしてリストアップしたバレラ氏は、「ベナドならイノウエと良い試合をする」とも指摘。そして、こう続けている。

「ベナドには多くの可能性がある。パンチは速くて、強いし、何よりも賢いんだ。その場にとどまらずに左右に動きまわって相手を翻弄するんだ。もしも、イノウエがフェザー級に上がってきたらベナドの方が有利だと思う。彼の方が重いし、大きいからね。もちろんイノウエが5階級制覇をやってのけたら偉業だが」

 ロペスのほかにも、WBA同級王者のレイモンド・フォード(米国)やWBO同級王者のラファエル・エスピノサ(メキシコ)といった体躯のある猛者が多いフェザー級。果たして、群雄割拠の舞台は無敗伝説を築く井上の「壁」となるのだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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