井上尚弥に見せた“礼節” 挑戦状を叩きつけたフェザー級戦士キャリントンがKO後にお辞儀「彼は俺を生で見に来たんだ」
そんなクレバーな振る舞いは小さくない注目を集めた。試合後に中継を行なっていた米スポーツ専門局『ESPN』の公式Xが動画を拡散すると、「リスペクを示すことは大事だ」「これは日本流」「余裕を見せるイノウエは軽く終わらせる気だ」「日本でならやるべき」「まずはシュシュ(キャリントンのあだ名)が世界タイトルを獲ってから」といった意見が寄せられた。
また、米著名ボクシングジャーナリストのダン・ラファエル氏も、両雄が交わしたやり取りをクローズアップ。「イノウエはリングサイドで、この先の対戦相手になるかもしれないキャリントンをしっかりと見守っていた。そしてキャリントンもKO後にイノウエに頭を下げた」と伝えた。
ついに“直接”向かい合ったキャリントンと井上。階級の差があるため、すぐに対戦決定という運びになる可能性がなさそうだが、ファンや識者の期待はより一層高まっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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