「何の利益もない」井上尚弥の“次戦”を英識者が疑問視「ドヘニーをボコボコにする姿を見る必要があるのか?」
英ボクシング専門ポッドキャスト番組『Trading Leather』の司会者スティーブ・ボックスマン氏は自身のXで「私はイノウエの大ファンだが、これはゴミだ」と投稿。さらに「ドヘニーが日本で一定のファン層を築いたことは知っている。だが、この対戦はイノウエにとって何の利益(もちろんお金は別として)もない戦いだ」と両雄の実力差を嘆いている。
これにフォロワーから「イノウエがスーパースターとの大一番を避けているわけではないんじゃないか。これは少し不公平だと思う」と指摘を受けたボックスマン氏は「私もそれは理解している。でも、彼(井上)がドヘニーをボコボコにする姿を見る必要があるのかい?」と返答。さらに「私はいつでもイノウエの味方でいたい。彼はすでに素晴らしい成果を上げている。だが、ドヘニー戦はどうだろう」と疑問を投げかけた。
ドヘニーとの対戦実現が濃厚となった中で、井上が下す決断は賛否両論を呼びそうな気配が漂っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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