プロ野球のドラフトに新データ!? 1位「公表」が新たな武器に

タグ: , 2020/10/15

 10月26日のプロ野球ドラフト会議に向け、オリックスが先制攻撃を仕掛けた。約2週前となる13日、近大・佐藤輝明内野手(4年=兵庫・仁川学院)の1位指名を明言。競合確実といわれている左の大砲を、12球団にさきがけて公表したのは、明確な狙いがあった。


 オリックス牧田編成部副部長は「(昨年の)データは分かっていた。競合は片手(5球団)くらいは来るのでは。1番先に公言しただけに、勢いよく26日に進むのが、うちがドラフトで成功することじゃないかと」と話した。

 「データ」とは、昨年1位で競合した3選手への公表が早かった球団が、いずれも抽選で引き当てたというものだ。佐々木はロッテが、奥川はヤクルトが、石川は中日が、それぞれドラフト前に1位指名を公表していた。オリックスを含め、公表しなかった5球団は抽選で全敗した。

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この10年の神ドラフト史!この年、この球団の指名が最高すぎる https://cocokara-next.com/athlete_celeb/the-history-of-the-draft-of-the-last-10-years/






【19年ドラフト1位の公表状況と抽選結果】
(○=入団、×=抽選で外れ)

4球団競合=大船渡・佐々木朗希投手
 ○ロッテ=公表(10月15日)
 ×西武=公表(10月16日)
 ×日本ハム=公表(6月2日)
 ×楽天=公表せず

3球団競合=星稜・奥川恭伸投手
 ○ヤクルト=公表(10月15日)
 ×巨人=公表せず
 ×阪神=公表せず

3球団競合=東邦・石川昂弥内野手
 ○中日=公表(10月16日)
 ×オリックス=公表せず
 ×ソフトバンク=公表せず

単独指名=明大・森下暢仁投手
 ○広島=公表(10月16日)

単独紙名=桐蔭学園・森敬斗内野手
 ○DeNA=公表せず

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