平野、伊藤、張本を下して初戴冠!大藤沙月の大金星に中国メディアも驚き「張本クラスがまた一人登場した」
また、試合を終えた直後の大藤の表情にも注目しており、「何より優勝後も冷静で、狂喜乱舞して祝うような姿はなかった」と振り返るとともに、「授賞式でも落ち着いていて、少しはにかんだ様子すら見せず、最後に準優勝の選手が退場し、電子花火が点滅した瞬間にようやく喜びの笑顔が見られた。この若き選手は将来、中国チームだけでなく、張本美和にとっても脅威となるだろう」と見解を綴っている。
他にも、決勝で敗れた張本美和についても同メディアは、「準優勝も、彼女にとっては決して失敗ではないだろう。まだ16歳であり、大藤沙月は4歳年上だ」と主張。続けて「アジア選手権以降、中国の主力選手を複数回破っている」「張本美和は引き続き日本チームのロサンゼルス五輪に向けた重点強化選手となるだろう」など、これまで同様日本女子チームを牽引するプレーヤーであると強調している。
今回の大藤の快進撃は間違いなく世界に衝撃を与えた。そして優勝を争った張本とともに自らのポテンシャルをさらに磨くことで、日本をさらに高いレベルへと引き上げてくれるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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