「VARを導入すべき」ウシクの快勝劇に止まぬ批判! 疑惑のローブロー判定に敵メディアが異論噴出「わざと休んだ」

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 もっとも、ウシク陣営は「何が物議を醸しているんだ?勝ったのは彼(ウシク)だ」(プロモーターのアレクサンドル・クラシュク氏談)と意に介していない。だが、デュボアの母国メディアでは怒り交じりの声が上がっている。

 英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』は「デュボアのボディーへの一打は明らかに物議を醸している」として国内でジャッジを否定する意見が噴出していると指摘。「多くの人々はパンチが違反ではなく、合法だと見ている」とし、元WBAインターナショナルヘビー級王座で、会場に訪れていたデレック・チゾラのコメントを紹介した。

「ボクシングもVARを導入すべきだ。俺はそう思う。だってサッカーにも、テニスにもVARはあるんだぞ。ボクシングだけが取り入れていないのはおかしい」

 ビデオ判定システムの導入も提唱された今回の問題。英国内では、「デュボアは今すぐに王者になるべきだ」「ローブローを見せかければ逃げられると思ったのだろう。ボディーを打たれたから、わざと休んだんだ」(元世界2階級王者カール・フランプトン談)といった反発が強まっている。そうした背景もあり、試合後に「再選を求める」と豪語したデュボア陣営を後押しする声は上がり続けそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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