オリックス・中嶋監督の続投が発表、これで去就が不透明なのはパ・リーグの2人の指揮官のみ
現時点で来季の処遇がはっきりと示されていない指揮官は2人。ソフトバンク・藤本博史監督と、楽天・石井一久監督である。
ソフトバンクは9日、勝つか引き分けで2位が確定するオリックス戦に敗れてレギュラーシーズンを終えた。昨年も勝つか引き分けで優勝という最終戦のロッテ戦に敗れ、オリックスに逆転優勝されており、2年連続での屈辱的な終戦である。
チームの順位は10日の楽天-ロッテ戦の結果次第となったが、とはいえ3位以上は確定し、クライマックスシリーズ(CS)に進出することは決まっている。指揮官の処遇は、CSでの戦いぶり次第なのかもしれない。
楽天は10日の今季最終・ロッテ戦に勝てば、3位で2年ぶりのCS進出が決まる。今季は6月末には借金最大13を背負い最下位にも沈みながら、後半戦は高い勝率で5割に浮上し見事に巻き返してはきた。とはいえ、ここ数年の戦力補強に見合った結果を残せているかどうかは微妙なところだ。
こちらもまずは3位を確保した上での、CSでの結果が来季以降の処遇に影響してきかねないところだ。
現時点では来季、新監督が誕生するのは阿部新監督が就任した巨人のみ。2024年のプロ野球に、さらに新たな指揮官は誕生するのか。パ・リーグのCSも含めた残りわずかな試合が、その行方を握っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】巨人・大久保博元打撃チーフコーチ電撃退任!異例のYouTube発表 「居酒屋の親父に戻ります」
【関連記事】巨人激震 中田翔にFA宣言の可能性も?背景にあるチーム事情と獲得が浮上する「球団名」
【関連記事】今年が契約最終年の小林誠司 意外な貢献が注目集める理由